頭痛について
緊張型頭痛、偏頭痛、原因不明と言われお悩みの方、薬に頼らず体質を変え慢性頭痛から脱却したい方、ストレスからと思われる頭痛などからも回復いただいています。
ここではその対処法、改善例を紹介します。
頭痛の問題は、トリガーポイント・冷え・ストレスから?
頭痛は、筋肉に出来上がったこり(筋硬結=筋肉の塊)であるトリガーポイント(痛みやしびれ引きがね)が関わっています。
首や肩にできたこり、気づかない所にこりがたくさんあります。
トリガーポイントと呼ばれる筋肉の硬結・しこりを取り除き、からだの歪みを整え、首や肩にかかる負担を減らすことにより当院では頭痛から回復していただきます。
こりを取り除くのに、からだに対して強い刺激は逆効果です。
首や肩を強い刺激で揉んだり・たたいたり・回し過ぎたりしては痛みが取り除けません。
首には自律神経のセンサーがあります、強い刺激では自律神経を乱してしまう恐れがあります。
これがいつまで経っても頭痛が治まらない状態になっていることが少なくありません。
※ ×がトリガーポイント 赤が痛みを感じる所 他にもいろいろポイントがあります。
いかがですか? 痛む所と実際に問題となる筋硬結は離れた所にあるんです。
からだの冷えで引き起こされる血行不良からの頭痛には冷え対策を、薬を飲み過ぎることも実はからだを冷やし筋肉を固まらせています。
ストレスから自律神経が乱れて引き起こされる頭痛には、からだ全体の調整で自律神経を整えて行きます。
首や仙骨(骨盤の真ん中の骨)は自律神経に作用しますので、整える事でリラックスする副交感神経が働きます。
こり、冷え、ストレスに働きかけ、薬に頼らないからだへ変わっていただきます。
改善例等京都整体日記(ブログ)より一部抜粋・・・
あなたのめまいやふらつき、頭痛は後頭部のこりからかも知れません!
「アゴを引けば身体が変わる」伊藤和磨著の中に書かれています、一部抜粋。
頸のこりと頭痛の関係として、上位の頸椎に付着する組織に問題が生じると、全身的な不調とメンタルへの悪影響だけでなく、頸のこりが原因で起こる「頸性頭痛」を患うリスクが高まる。
頸性頭痛の特徴は、目の奥に生じる痛みと、耳の後ろに生じる突き刺すような痛みである。後頭下筋群が硬くなると後頭部から頭のてっぺんにかけ頭痛が生じる。
これらの筋肉が硬くなるのは、現代人がパソコンやゲームなどにより、一日中うつむき姿勢でいることからであるとされています。
こりから頭痛がおこることは知っていても、ご自身の頭痛が首こり・肩こりから来ていると思われていない(自覚されていない)方や頭痛が首こり・肩こりから来ることを案外知らない方もいらっしゃるようです。
当院に来ていただく方でも、頭痛がこりからと思われていない方が意外にいらっしゃいます。 首こり・肩こりを自覚されていても、頭痛はまた違うものと思われているのが少なくありません。
頭痛が酷く、市販の薬を飲んでいることが日常化している方、薬を長く常用する事が、からだに及ぼす影響はそれだけでは済まないかも知れません。
頭痛がするからといって、毎日のように薬を飲むと、脳が痛みを感じやすくなり、かえって痛みがひどくなる事があります。
頭痛薬や鎮痛剤の常用はからだを冷やしさらに痛みにつながります。
頭痛も様々ですので、放っておいてはいけない頭痛はしっかり治療しなければいけませんが、慢性頭痛を薬を飲んでしのいだりせず、からだの状態を改善して、痛みの出ないからだにしていただきたいと思います。
当院でも、肩こりで来られ、いつも頭痛があったのが最近しなくなったとか、何回か受けていただいてから頭痛がしなくなったとか、後で頭痛持ちだったと言われたりする事があります。
頭痛の原因となる所は、首や肩だけでなく、骨盤内部の緊張、冷え、ストレスなどもあります。
医療機関で原因不明や改善されなかった頭痛をお持ちの方、首こり・肩こりが酷くなりめまいを起こす事もありますので、首こり・肩こりも放っておかれず、適切に対応していただきたいと思います。
首筋を押さえると頭痛がする
首、肩がとても凝っていて、首筋を押さえると頭痛がする。腰も少し痛いとお母さんの紹介で来られました。10代 男性
初回、猫背で姿勢が悪いのをよく指摘されるそうで、身長が高いのでつい背中を丸めうつむきがちになるそうです。
昨日から右首筋が特に痛いと言われました。 からだ全体をチェックすると、日頃の姿勢から背中が丸まり、首が前に突き出る状態で、骨盤は後傾していました。
座っている時など腰から背中全体を丸める姿勢がこのような状態を固定させてしまいます。こんな姿勢をされている方多いですよね。
そして、特に右首筋から肩甲骨の内縁に硬結があります、これが右首筋の痛みと首筋を押さえると頭痛につながるポイントだと思われました。
まずは骨盤を整えます。この骨盤の後傾が腰痛の原因と思われ、それから、肩・首の調整をしました。
2回目(4日後)、首の痛みはましで凝っている感じ。腰も受けた後は少し残っていたけれど、今は痛みは無いとのこと。前回同様調整。
3回目(1週間後)、首、肩たまに少し痛みを感じる程度と言われました。 骨盤、首、肩を調整。
日頃の姿勢を気を付けないとまた元に戻ってしまうので、座った姿勢や立ち姿勢でどこに気を付ければいいのかもお伝えし再発の予防の話をしました。
この方は背が高いのでつい頭を低くする習慣がついてしまい、10代で若いにもかかわらず自覚されるほど凄い凝り感をお持ちでした。
しかし、若い方なので硬くなっているとはいえ筋肉の状態はよく、再生もしやすかったと思われ、3回程度で不快な状態から脱出されました。 これが年齢を積み重ねるといろいろと難しくなってきたりして数回では済まなくなって来たりします。
おつらい状態は早く取り除きましょう、僅かな期間で回復するためにも必要なことですよね。
※「症状には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。」
そういえば、薬を飲まなくなった。
主訴は腰痛で来院。20代女性
腰の痛みで来られたのですが、からだ全体をチェックすると後頭部、肩、肩甲骨辺りが凄く硬くなっており、「頭痛はありませんか?」と聞くと、「よく薬を飲んでます」と言われました。
慢性頭痛をお持ちの方にある状態ですね、ご自身では肩のこりなどあまり感じられていないこともあります。 でも、美容院等に行くと肩が硬いと言われたなど、こりから頭痛が来ているのが繋がっていません。
人によっては原因不明の頭痛?緊張型頭痛、偏頭痛として仕方ないものと薬で対処、少なくない様に思います。
この方の場合は、3回ほど後頭部、肩、背中を調整すると頭痛がでなくなりました。 特に、後頭部が頭痛の問題個所であったと思われました。
「そんなとこが痛いなんて思っても見なかった」と言われました。
鎮痛薬を飲みすぎるとからだが冷え、悪循環になることがあります。原因をしっかり捉え回復しましょう。
※「症状には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。」
他の改善例等は京都整体日記(ブログ)をご覧ください・・・