ストレートネックはどうすればいい?
ストレートネックといわれどうしていいのかわからない方、手立て無くお悩みの方へ。
少しの関節のずれや筋肉の問題(痛みの真のもとといわれるトリーガーポイント=筋硬結)、冷えやストレスからの過緊張による痛みやしびれからかも知れません。
通常、頸椎はゆるやかに前方へカーブしており、これを頸椎前弯といいます。この前弯がなくなって、まっすぐになった状態が「ストレートネック」です。
正常な人の頸椎の弯曲をレントゲンで調べた研究では、頸椎前弯であった人が64%、頸椎前弯でなかった人が36%と、頸椎が前弯していない人の割合が高率だったので、ストレートネックは異常でないとの研究結果があります。
とくに40歳以下の女性では頸椎前弯38%、頸椎非前弯62%と頸椎前弯の人のほうが少ないという結果が出ています。
《~頸椎症を自分で治す!2014/9/27銅冶 英雄(著)より一部抜粋~》
ストレートネックだから痛いと思われず、問題のもとに対処しましょう!
ここでは、その対処法、改善例等を紹介します。
京都整体日記(ブログ)より一部抜粋・・・
1週間前からの首の痛みと10年来の腰痛。
首の痛みが酷く、つばを飲み込む時にも痛く、整形外科でストレートネックと診断、10年来の腰痛と右足のしびれもある。整形外科では痛み止めと牽引で状態は改善されず来られました。30代 女性
首の痛みとのどの痛みが酷く、相当お辛そうな様子でした。まずは一通りからだをチェック。問題箇所となる後頭部、首、肩、背中に筋肉の硬結(しこり)があります。腰は右臀部とお腹側の大腰筋に問題がありました。
特に首、後頭部の調整を主に、右臀部、大腰筋を整え、からだのバランスが良くなるようにしました。
2回目(5日後)、次の日、その次の日とだんだん良くなり、後頭部、のどの痛みがほとんどなく、全体的に半分くらい良くなった感じと言われました。足のしびれも感じない。
3回目(6日後)、後頭部の痛みは出ていない。肩口のピリピリ感。腰の痛みはなく、怠くなる。
4回目(7日後)、日を追う事に楽な感じ。冷え症も酷いので冷えてくると肩に痛み。腰の痛みは前程でない立ち過ぎたりすると出てくる。
冷え対策もお話し、全体的に状態が改善されていますので、少し間をあけていただき、次回2週間後に。
5回目(2週間後)、冷えるとコリ感。よく動いたので足にビリビリ感が出たが休むとましになった。
全体的には良い状態が続いている。
来られた際は相当お辛そうな様子でしたが、回を追う事に笑顔もこぼれ、元気になられる様子でこちらも嬉しくなりました。
当初の状態としてはある程度の期間を要すると思われる状態でしたが、からだの反応もよく、ご自身でも良くしようと思われる気がさらに良くしたのだと思いました。
ストレートネックと診断され、牽引(牽引している時痛みがあるのに続けれていらっしゃる方も)や痛み止めでよくならない方、首の骨がストレートだから痛いのではないかも知れません。
問題となる箇所がありますよ、どうぞお気軽に尋ね下さい。
※「症状には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。」
1年近く前から首が痛い。
1年近く前から首が痛み、整形外科ではヘルニアのようなものと言われ、シップと痛め止めを処方。30代 女性
まずはからだ全体のチェック。歪みは大きくありませんが、首、肩、背中がやはり硬く、痛みの元である筋肉に硬結が出来上がっています。
頭痛はないですかと聞くと案の定ありますと、しかも毎日しているそうです。
全体を整えてから問題箇所である、首(後頭部や首の周辺)、肩、背中を調整。押圧すると、特に後頭部や首はかなりの痛みを感じられました。
「そんな所がこんなに痛いなんて!」と言われました、こうおっしゃるのも少なくないですね。
2回目(5日後)、前回の後、次の日はしんどくなって、その次の日はびっくりするくらい楽になりました。その後今日まで、だんだん戻る感じ。
頭痛は毎日だったのが1日だけだった。押圧すると背中の痛み、後頭部の痛みもずいぶん楽になられていました。
「こんなに痛みが違うものなんですね」と。
3回目(7日後)、前回後しんどく、次の日は楽に。背中の痛みはなくなった、肩口から上の方が痛い。頭痛はなくなった。
この方の場合は、当初首・後頭部にかなりの痛みを感じられたのですが、あまりご自身で頻繁に揉んだり叩いたりされていなく、筋肉が耐性の出来ていない状態だったので筋肉の硬結がスムーズに緩んでいき、激痛が早期に緩和されました。
首や肩に問題があると揉みすぎや触り過ぎ、薬の使い過ぎで耐性ができ、状態が複雑になっている方も少なくありません、ご自身でなかなか適度にするというのも難しいですが、早期回復には慢性的に何かされている場合、注意が必要ですね。
何か強い刺激で長期間されていて痛みが取れない場合は一度見直してみる必要があります、お気軽にご相談ください。
※「症状には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。」
ストレートネック、後ろが振り向けない。
病院ではストレートネックと言われ、後ろに振り向くことが出来ないと言われ、手にしびれを感じられている方も少なくありませんね。
以前にも書きましたがストレートネックになる背骨、胸郭の問題を解決して、首の生理的湾曲を取戻し、首や肩にかかる負担を元の状態に回復させ、首や肩に出来上がってしまった痛みの元であるトリガーポイントを解消しなければ痛みやしびれから回復できないですね。
背骨が凝り固まり、胸郭が閉じてしまっていては呼吸も浅くなり、それだけでもからだはしんどいですね。
背骨の動きがよくなり胸郭が開くと頭がすっと肩に乗るようになります、それだけもかなり楽な状態になってきます。
後ろに振り向けない場合は、肩口・肩甲骨の内側・背骨にもトリガーポイントがありますので、そこを整えると振り向くことが容易になります。個人差がありますが、1回で振り向くことが出来ると驚かれ喜んでいただけます。
通常3~4回もすればほとんどの場合振り向くことが可能となり、振り向くことで痛みが出る方やしびれのある状態もかなり軽減します。
牽引、電気、マッサージで状態が思わしくない方、どうぞその辺りの原因であるもとにアプローチしてみませんか?
こちらもご参考に⇒鎖骨の痛み
※「症状には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。」
他の改善例、京都整体日記(ブログ)より一部抜粋・・・
その他の改善例は京都整体家日記(ブログ)に書いています、そちらを参照ください。